2014 冬の機器保守 (1) ― 2014年12月01日 22時16分
気休めにしかならないのかも知れませんが、プリセレクターを使用しています。
私が開局した頃は真空管式無線機の全盛時代でしたが、かような機器には必ず手動式の同調回路がありました。
その中でもIF段の同調回路は、YAESUの101シリーズなどに採用されたμ同調式と、400シリーズやTRIOなどのVC同調式がありましたが、160mやWARCのBANDが拡張する時代には汎用性の高いμ同調式に優位性があったものです。
そんな時代は遥か昔となりましたが、私は手動で同調を取る....という動作が必須の時代にアマチュア無線を開始していますので、今でもプリセレクターの調整をすると、何だか落ち着く気持ちの良さがありますネ。
もちろんそんなセンチメンタリズムだけではなく、あくまでも効果を狙ってプリセレクターを使用していますが....。(笑)
さすがに、TRIOのSM-5なんてものを現用機として使用した世代ではありませんが、まだまだトリオのカタログに堂々と掲載されていた時代でありましたよ。
さて、21世紀となった現代。昨今、各無線機メーカーから発売されているすフラッグシップ機をみていると、バンドパスフィルター構成の限界からか、再びLC回路で構成されたプリセレクターが装備されています。
そんな、プリセレクターが見直されつつある時代?ですし、永らく使用してきた手元のプリセレクターを、整備・保守してみることにしました。
私が開局した頃は真空管式無線機の全盛時代でしたが、かような機器には必ず手動式の同調回路がありました。
その中でもIF段の同調回路は、YAESUの101シリーズなどに採用されたμ同調式と、400シリーズやTRIOなどのVC同調式がありましたが、160mやWARCのBANDが拡張する時代には汎用性の高いμ同調式に優位性があったものです。
そんな時代は遥か昔となりましたが、私は手動で同調を取る....という動作が必須の時代にアマチュア無線を開始していますので、今でもプリセレクターの調整をすると、何だか落ち着く気持ちの良さがありますネ。
もちろんそんなセンチメンタリズムだけではなく、あくまでも効果を狙ってプリセレクターを使用していますが....。(笑)
さすがに、TRIOのSM-5なんてものを現用機として使用した世代ではありませんが、まだまだトリオのカタログに堂々と掲載されていた時代でありましたよ。
さて、21世紀となった現代。昨今、各無線機メーカーから発売されているすフラッグシップ機をみていると、バンドパスフィルター構成の限界からか、再びLC回路で構成されたプリセレクターが装備されています。
そんな、プリセレクターが見直されつつある時代?ですし、永らく使用してきた手元のプリセレクターを、整備・保守してみることにしました。

さて、これが拙宅の受信用プリセレクターです。
設計が古いので160mBANDは1910kHzを中心周波数としており、現代の1820kHzあたりは対応ギリギリ....いや、ちょいとコボレている範囲となります。
そこで、今回の保守では、対応周波数範囲の変更も行います。

そのプリセレクター内部は、このようになっております。
バリコンは古典的な430pF×2ですが、コイルはトロイダルコアを使用しているのが近代的でしょ? (笑)。
世間には近大マグロなる養殖魚も出回っているようですが、これは近代巻くゾ....を喰いたいなぁ....と言いながら巻いたコイルです....、てなワケは無いです。(笑)
一般的に、コイルを巻く時はマクドナルドのパーカーを喰いながら巻くと上手く巻けるという都市伝説もあるようですが、巻くぞ成るド....、という位ですからきっと眉唾なのでしょうね。(爆)
冗談はさておき、このプリセレクター。
一応、信号の流れを考慮した部品配置としていますが、シールドも何もありませんから、入出力の信号結合を完全に排除したものではありません。
三個のトロイダルコイルの配置方法も、見かけ倒しの殆ど意味の無いものですが、雰囲気・雰囲気....と言う事で....。(笑)
と、いう事で、今回のメンテナンスは....
1. 選択度を決定する部品を、信頼性の高いものに交換。
2. 拡張された160mBANDへの対応。
3. 渋くなってきたバーニアダイヤルの更新。
....と、なります。
まず、最初のメンテナンスは、選択度を決定する部品の交換ですが....

ここに使用するコンデンサーは従来のセラコンではなく、信頼できる双信のシルバードディップマイカに変更しました。
古典的なセラコンは誤差が大きいものですが、このように公称値から誤差の少ない部品を使う事で、設計値によるプリセレのカバー範囲の確定が出来る事になります。

その結果、160mBANDの1.8MHz帯では、共振回路を構成するLC値が不足している事がハッキリしました。
本来はQの値を上げる方向で仕上げたいのですが、Lの値を増やすのは大変なので、Cの値を増加させることにしました。
そう、お手軽改造対応です。

これも双信のディップマイカを使用します。
そして、Cの値を増加させて完了か?と思いきや....
今回のメンテナンス中にケースの捩れなど環境が変わったのか、VCに繋いだバーニアダイヤルの動きが、渋いどころか、かなり厳しくなりました。
そこで....

手持ちのバーニアダイヤルと交換し、スムースに同調操作ができるようにしてプリセレクターの整備・保守は完了しました。
先日の発々のメンテナンスではエアフィルターのメンテ実績を忘れていたのと同様に、このバーニアダイヤルにも時々注油していた事をスッカリ忘れていました。
低回転速度の箇所の潤滑にはグリスを使えば比較的長もちするのですが、粘度の低いCRC5-56で手を抜くと....オイル切れが早く発生します。

そこで、昔の時計のように分解掃除をし、懲りずに5-56を吹きかけると、取り外したバーニアダイヤルにも軽いタッチが復活しました。
またいつか、何かの機器のダイヤルとして現役復帰してもらいたいものですね。
大きな古時計♪....という唄もありますが、純然たるメカはメンテナンスすれば長く使えますので、歌詞のように世代を超えて使えないのは保守も含めた使い方が悪いのだ....と言う事なのかも知れませんし。
これにて、作成してから10年以上(いや、もっと)経つプリセレクターの保守は、無事、完了であります。
2014 冬の機器保守 (2) ― 2014年12月10日 23時40分
12月に入り、寒さも本格化してきたようです。
この冬は徳島で豪雪が降り、山村の集落で孤立騒ぎが起きているようですね。
被災された方々にはお見舞い申し上げると共に、一日も早く復旧される事をお祈りしています。
そして、いつも不思議に思うこと。
私のルーツ紀伊半島の山奥では、祖父母が現役の頃は大雪が降り積もり、郵便配達夫が帰れなくなって数日間泊まって行く....な~んて事が珍しい事でも何でも無かったようです。でも、孤立騒ぎなどは起こりませんでした。
現代との違いとしては、当時の古い農家の家屋は頑丈に出来ていた事、食料の買い置きが納戸にイッパイあった事、そして電気が停電しても暖を取り調理できる態勢にあった事....などが考えられますが、昨今の騒ぎを見ていると、先達の教えに従った備えが手薄過ぎるから騒ぎとなるのでは無いでしょうか?
先の地震では福島で取り返しの付かない原発炉心溶壊が発生しましたが、これも津波の怖さを舐めていたからでしょう。
最近、思わぬ自然災害で被災するケースをよく見ますが、自然現象に対して余りにも無防備となった私たちの生活に対する警鐘なのかも知れませんね。
この冬は徳島で豪雪が降り、山村の集落で孤立騒ぎが起きているようですね。
被災された方々にはお見舞い申し上げると共に、一日も早く復旧される事をお祈りしています。
そして、いつも不思議に思うこと。
私のルーツ紀伊半島の山奥では、祖父母が現役の頃は大雪が降り積もり、郵便配達夫が帰れなくなって数日間泊まって行く....な~んて事が珍しい事でも何でも無かったようです。でも、孤立騒ぎなどは起こりませんでした。
現代との違いとしては、当時の古い農家の家屋は頑丈に出来ていた事、食料の買い置きが納戸にイッパイあった事、そして電気が停電しても暖を取り調理できる態勢にあった事....などが考えられますが、昨今の騒ぎを見ていると、先達の教えに従った備えが手薄過ぎるから騒ぎとなるのでは無いでしょうか?
先の地震では福島で取り返しの付かない原発炉心溶壊が発生しましたが、これも津波の怖さを舐めていたからでしょう。
最近、思わぬ自然災害で被災するケースをよく見ますが、自然現象に対して余りにも無防備となった私たちの生活に対する警鐘なのかも知れませんね。
てなことで、備えあれば憂いなし....
日常使用する無線機器の不定期メンテナンスの開始です。
日常使用する無線機器の不定期メンテナンスの開始です。

拙宅のFT-817は2003年1月に購入した物ですが、2009年の10月にメーカーのサービスでオーバーホールを受けています。
それから5年経ちましたので、再びオーバーホールを実施しました。

前回のオーバーホールの際には、既に八重洲無線は大阪でHF機の修理対応をしておらず、今回も東京サービスでのオーバーホールとなりましたが、11月26日受付の12月8日完了でした。
同時期にIC-7000もオーバーホールに出しているのですが、大阪が本社の会社にもかかわらず、こちらはまだのようです。
そして、FT-817のオーバーホールの結果は問題なし。
てなことで、早速、自宅に持ち帰りテストしてみました。
まず、受信に関しては、純正ホイップで最近復活してきた7MHz帯のパタパタ....、所謂ウッドペッカーノイズが感じられましたので、大丈夫そうですね。
次に、各バンドの出力ですが....

ご覧のように、HF帯は5W。

2mBANDも、計測器の誤差を考えると、だいたい5W。

75CmBANDも、5Wでしたので、受信に続き送信に関してもメーカーの修理点検報告書記載のとおり問題なしという事なのでしょう。
これで、冬の機器保守 (2)は完了です。
FT-817は、トランスバーターと組み合わせると....

160m~75Cmまでの各BANDに加え、1.2GHz帯および2.4GHz帯の運用が可能となります。
ご覧のパッケージで、その周波数帯全ての運用が可能となるのですが、最近は山の上で移動運用をする機会も激減しましたので、これらの出番は年に一度訪れるハムフェアの会場で運用される8J1Aを狩りする際のみとなりました。
この、大きな古時計....じゃなく、小さな現役の無線機。
来年以降は、最後のご奉公....の機会を作ってあげたいと思っています。
2014 冬の機器保守 (3) ― 2014年12月12日 23時49分
いよいよ2014年も残すところあと僅かとなってきました。
世界の経済情勢は円安と原油安の傾向が強くなっていますので、こんな背景があれば適当なあほノミクスでも政権運営は楽勝なのかも知れません。
ま、世の中は運ダケ....という感がしないこともありませんが、運任せでは私の身の回りの山積する課題は片付きませんので、残り少なくなった時間を使ってコツコツと処理して行くことにしましょう。
さて、先月末に浪速の無線機メーカーのサービスへオーバーホールを依頼していましたが、本日、やっと完了した....との連絡を受けました。
そこで、今日の昼御飯は....
世界の経済情勢は円安と原油安の傾向が強くなっていますので、こんな背景があれば適当なあほノミクスでも政権運営は楽勝なのかも知れません。
ま、世の中は運ダケ....という感がしないこともありませんが、運任せでは私の身の回りの山積する課題は片付きませんので、残り少なくなった時間を使ってコツコツと処理して行くことにしましょう。
さて、先月末に浪速の無線機メーカーのサービスへオーバーホールを依頼していましたが、本日、やっと完了した....との連絡を受けました。
そこで、今日の昼御飯は....

日本橋・こけしのダブルスーパ・ヘテロダイン....じゃなく、ダブルスーパー・ダブルエッグにしました。
店の符丁はダブダブと言うのだそうですが、こんなもの食べていると体重と血糖値がアップコンバートされて贅肉がダブダブになりますので、言いえて妙かなぁ?....などと感心したものです。(笑)
昼御飯を食べた後は、本日の主たる目的である....

オーバーホール完了品の引き取りのため某無線機屋に向かい、無事、受領しました。
早速、自宅に持ち帰り、プチプチを剥くと....

オーバーホールが完了したIC-7000の登場です。
拙宅のIC-7000は2005年の9月に勇敢にも第一ロットを購入したものです。
その購入後、直ちに、近所のICOM出張所?からリコールが掛り、メーカーのサービスに入れた以外は、今日までノーメンテな状態の無線機でありました。
IC-706からの系譜のIC-7000は、ICOM黄金時代の逸品と言うに相応しい完成度の高い製品で、この個体は故障も発生しなかったため、不定期メンテナンスにも出さずじまいで10年近い歳月が過ぎた....と言うのが、正直な話です。
小さな筐体に大きな機能を詰め込むのが日本のお家芸だと思いますが、SONY神話があるのなら、これはICOM神話と言っても過言じゃない無線機だったと思いますね。
さて、オーバーホールの結果は、購入後の経年変化による劣化故障も見当たらずと言う事で、先日のFT-817に引き続き、問題なしという報告がありました。
修理明細を見ますと、11月28日受付の12月10日完了となっていますので、東阪を往復した八重洲のFT-817と、ほぼ同じ日数での点検終了であったようです。
では、念のために確認をしてみましょう。
受信は各バンドとも問題はなく....
そして、いまさら、出力の測定なんて無意味かも知れませんが....

HF/6mBANDの出力も、購入時と変わらない値を示し....

2mBANDや....

75CmBANDも、定格出力を保っています。
ところで、今回、メーカーのサービスに保守点検に出した目的の一つに、時計のバックアップ用リチウム電池の交換がありました。

この工賃は基本性能の点検料金に含まれていましたから、時計の表示がリセットされるようになったIC-7000の持ち主の方は、電池の交換と共に点検を依頼されたら良いのでは無いか....と思った次第です。
さ、これでIC-7000の不定期点検も完了です。
アップコンバージョン方式やIF-DSPの先駆けで、一つの時代を作ったICOMですが、昨今のようにスプリット運用がup1kHz未満を指定されるような時代となると、チョッと苦しくなっています。
くしくも、今日、IC-7851の発売情報が公式に発表されていましたが、110万円以上出さないと競合他社の中堅機種と同等の近接周波数性能が得られないとなると、企業としての先行きが不安になるのは、私だけなのでしょうかね。
2014冬の設備投資(3) TS-590G・その1 ― 2014年12月15日 23時23分
今日、自宅に帰ると、飛脚便が段ボール箱に入った荷物を配達してきました。

黒猫便に比べイメージとサービスがもう一つ....の感が強かった飛脚便ですが、最近は女性ドライバーも増え、東京駅の日本橋口に手荷物一時預かり・配達の受付カウンターを設置したり、CIも進めるなど、イロイロ頑張っておられるようです。

ネット時代の流通革命は、ポチッとしたブツが迅速に配達される宅配便網の整備・充実があってこそ....でありますので、この宅配便業界が、ますます進歩し、リーズナブルなものになってもらいたいものですね。
業界の競合各社の公正な競争により、ユーザーに便利な環境が向上して行く事を願いたいと思います。
さて、今回は世界の何処から、我家に何が届いたのでしょうか?
箱....♪、箱....♪、箱の中身は、何だろな?....♪
などと、鼻歌を歌いながら、早速、開梱してみますと....
などと、鼻歌を歌いながら、早速、開梱してみますと....

その中からは、また、段ボール箱が出てきました。

さらに、段ボール箱を開梱してみますと....

マトリョーシカではありませんが、またまた、段ボール箱です....。
しかし、これで最後のようですから、エイヤっ!!と、次の段ボール箱を引っ張り出すと....

なにやら春頃に見た事があるデザインの段ボール箱が出てきました....。
そう、箱の中身はKENWOODのブツなのであります。
この一足早いクリスマスプレゼントはサンタクロースのお爺さんがソリに乗せて....じゃなく、飛脚便のギャルが軽四で持って来てくれました。(笑)

その、春頃に見た事があるデザインの箱....を開梱すると、やっと中から荷物が顔を出してきました。

本日....、やっと....、永らく待っていたKENWOODのTS-590Gが、メーカーから直送されてきたのであります。
安倍政権の消費税は、阿倍野ハルカスの高さのようにドンドン税率が上がりますので、この春の増税前に駆け込みでTS-590を購入しましたが、それはKENWOOD復活!!の手応えを十分実感する製品でありました。
そのTS-590を鴨井村の鳥居さんがブラッシュアップした....と聞くと、嫌いなジャイアンツやゴキブリと同じGが付いた名前でも、やはりGタイプを手に入れたくなってしまうものでありますね。

最後の段ボール箱の中からは黒光りするGが登場して参りましたが、決してナベツネのジャイアンツのように驕る事も無く、犬の餌を横取りしては家具の裏へカサカサと逃げ込むゴキブリのような事も無く、我家からTS-570が消えたその場所に、当然の如く復活するべく帰ってきた....ように見えました。
GoodなのかGreatなのか知らないけれど、ともかくGが我が家にやって来たのです....、いや、帰ってきたのです。
既に、KENWOODのサイトから取説などの資料はダウンロードして見てありましたので、痒いところに手が届く....変更をしたことは概ね理解してあります。
半導体式リニアとの接続方式の改善やも、受信ANT回路にプリセレなどを付加できるようにした改善点などは、この機器が世界で実戦機として多用されている事を裏付ける話だと思います。
それでは早速、従来機と比較してみましょう。

左側がTS-590G、右側がTS-590。
外観はほとんど変わりませんネ。
しかし、底面ケースを開けると....

内蔵されている基板を見てみると、受信部のRF~IF段の部品や部品の配置、そしてパターンが変わっている事に気がつきます。
このような比較写真は本邦....だけじゃなく、世界でも初公開だと思いますので、出し惜しみせずに、拡大写真も載せちゃいましょう....

まず、こちら↑が、従来のTS-590で....

こちら↑がTS-590Gです。
ドライブ出力のRCAジャックを流用して、受信ANT入出力回路を追加した事は発表されておりますのでリレーの追加は解りますが、それ以外にも、受信回路のRF段の部品や回路構成が変わっている事には興味をそそられます。
TS-590とTS-590Gのリリースには数年間の違いがありますが、時代と共に進化したと言う事がハッキリ解る内部構造ですね。
もちろん、使用部品の確保や、製造工程の改善もあるでしょうが、永らく使う気がある無線機では、歓迎すべき仕様変更だと思います。
てなことで、早速、旧機からGにボイスガイド&ストレージユニットのVGS-1を移植し、TS-590Gを実戦に投入する態勢に入りました。

各種IFの接続も含め、従来のTS-590と基本構造は共通ですので、難なく作業は終了します。
コネクター類のハンダ付けをすることも無くTS-590Gのセットアップは完了。

さてさて、GとなったTS-590。そのブラッシュアップとは如何に?
この年末年始のHF帯のメインストリートで過酷に試用して、ブラッシュアップの効果を体感したいと考えています。
なお、拙宅では、従来のTS-590は受信機能に特化させ、IC-7600とパラレルで使用する受信機として使用する事になります。
なにしろ、昨今は私の近所でも、雨後の筍のように公称ハイパワー局が増加しつつあります。
総務省の免許情報開示、和文電信も無くなり学科も易しくなった従事者免許試験、点検業者によるお手軽落成検査、そしてテレビ放送のデジタル化....
これだけ緩和されて自宅に1kW局を開設出来ないのは、免許人に何か重大な問題か欠陥があるからなのかも知れません。
さらには、設備共用と言う軒先を借りる方法や、遠隔操作という邪道もあるようですが、それら全てに対する対策としてTS-590はポテンシャルを如何なく発揮してくれる事でしょう。
ところで、Gタイプだ、Gだ、Gだ....と言ってると....

拙宅のワンコがG捕獲用の粘着シートにイタヅラした結果、難儀な状況に陥っておりました。
こうなると、犬自身では、もはや手....じゃなく前脚から粘着シートを外す事は不可能なようで、私に外してくれる事を期待....する雰囲気がプンプン....の我が家の駄犬でありました。
おとなしい態度の駄犬(笑)の、肉球から粘着シートを外す作業していると....
オッサン....、そのGを使う前には、総通に変更届をだしとかんと、暇な初級のローパワー局のやつらが、ネット上でまつりにしにくるで....
と呟いたようにも思えましたが、抜かりなく変更申請を出していたのは言うまでもありません。
法令解釈は判例が無い限り自由自在でありますが、私がGタイプを使用する様なケースは申請では無く届で済むという報告もあります。
固定局において単体で使用する限りは、届のみをでオンエアしても問題は無いのかも知れませんが、リニアと組み合わせて使うためにはソレなりの手続きが必要となります。
指定事項の変更を伴わない工事設計の変更も、ボチボチ進めたいと思っています。
W1AWまつり、終わる。 ― 2014年12月17日 23時59分
ARRLの100周年記念行事のARRL Centennial QSO Party。
その中でもW1AW/xは、WASの穴埋めにもなるので、遅ればせながら7月頃から本格的に追いかけていましたが、最後のGA州をWkdし私のW1AWまつりは終了しました。
その中でもW1AW/xは、WASの穴埋めにもなるので、遅ればせながら7月頃から本格的に追いかけていましたが、最後のGA州をWkdし私のW1AWまつりは終了しました。

今回、縦断的にアメリカ50州を追いかけていて改めて感じた事ですが、DXクラスターに載らずノイズレベルすれすれ....な状況だと簡単にQSO出来た....と言う事です。
アタマが2流な2級局とか、和文も出来ない1.5級局とかは、クラスターが無ければ湧いてこないという事がハッキリ解ってヨカッタような気がしましたが....(笑)。
アタマが2流な2級局とか、和文も出来ない1.5級局とかは、クラスターが無ければ湧いてこないという事がハッキリ解ってヨカッタような気がしましたが....(笑)。